船光稲荷神社

2022年05月18日

南青山4丁目にある収益不動作プロヴァンス南青山4丁目新美観の調査をしているとこの物件の前の通りが長者丸という通り名が付いていました。

地名の由来を調べていくと下記のような内容の歴史がわかってきました。

 

船光稲荷神社 (本院伏見稲荷大社)1662年3月22日創立

面している通りは、長者丸通りと呼ばれている通り。この辺りは昔、入り海だったそうで、長者丸という千石船が遭難しかかった時に、この稲荷神社から光が差し、船は助かったのだそうです。光が差す神社(・隠れたパワースポット)

 

  昔の地形図を見てみると、周辺一帯は確かに海です。海抜30mです。ここは海に突き出た半島のようになっています。だれがこの辺りの海を埋め立てたのでしょうか、ここから現在の東京湾まではかなりの距離が有ります。港区、渋谷はすべてが丘のように見えますが低いところは以前谷だったと思っていましたが、谷どころか海だったとは驚きです。またこの地域青山は大変な資産家が多いとも聞いていますが、徳川幕府開闢以前から豊かな長者が多く住んでいたとはまた驚きです。

 

 遠藤 文雄

船光稲荷神社

地形図