東京ミッドタウン

2022年04月21日

2022年4月20日

74歳になる私は昭和40年代に統計学少し勉強しましたが、最近マーケテイングを勉強した人の仕事の仕方を見ているとこの人は何の勉強をしてきたのか不思議に思える場面が多くあります。

民主主義と自由主義、自己表現の自由、自分の感性、心の思いを言葉で表現することが、絶対的に正しいと思えるらしい。

確かに天才たちは自分の心の思いとキズキよって学問を進化させ、新たな商品を開発し新たなビジネスを構築します。ここに独創的な新たな学問、技術、商品、ビジネスが生まれるのですが、多くの社会人はこの自分の思いがいつの間にか正しい方向性を見出す、指し示すと思いこみ議論をしていますが、いつの間にか自分を意識するあまり、社会全体を見られなくなってしまっています。

私たちは日常のビジネスの中では少しでも統計を活用した中での自分の考えが、社会的に適切なのか、適合する考え方なのかを客観的に分析し、自分を第3者として天空の世界から見下ろして考える必要が有ります。

自分は大勢の人から見られている、多くの天才的な先人から見られていることを忘れて身の回りの数人の考えをチェックして自分の考えを正しいと思いこむ癖ができています。

行動の価値を判断する基準は宗教、民族、社会常識、気候風土、学んだ学問,家族の伝統的気風によって違うものですがやはり自分考えが現在社会に本当に価値あるものかいつもチェックする必要が有ります。

 

以前フルブライト留学生として勉強した方から学んだことはビジネスはスピードが大切ですということですが、まさに現代社会はコンピュターの発達によって情報処理スピードが高速化し日々の速度が増しています。

このために日常の中で扱う情報の量が増大しています。

日常のビジネスでも千、から万、億、兆の単位で情報量が増加し続けています。

情報の量は無限に増加し続けるのでしょうか。

考えると少し怖い世界になります。

情報の質と量の拡大は何をもたらすのか。

情報の海の中、今ではクラウドの世界はどのように人間の能力を開発するのか、あるいは情報の海の中で溺死するのか。クラウドの中で灰色の靄の中に封じ込められてしまうのか未来に対する一抹の恐れを抱くものです。

 

いま何をすべきなのか、目の前には処理すべき情報が山を作っていきます。

 

東京駅八重洲口に駅前開発で東京ミッドタウンが完成間近です。

八重洲改札口の上にはテントシートが張られていますが、ここに地ビールのお店が有り立川の帰りに一杯のビールとサバのサンドイッチを頂きました。薫り高く美味しいビールです一度皆様もお立ち寄りください。

 

遠藤 文雄

東京ミッドタウン