塩パン

2022年02月25日

ブランドを作る

塩パンのお店が近所(銀座2丁目)にできました。あんバターなるパンがあり、塩味、パンの香ばしい香り、アンコの甘さ、バターの香味が混ざり食べるとこんなおいしいものがあるのかとびっくりします。

昭和時代に生きた私にとって小豆は貴重な食べ物であり、浅草浅草寺、成田山の初もうでなど観光土産の洋館、最中がおいしい食べ物であり、木村屋のアンパンは今でも時折便座キムラヤで購入し食べています。。

あんこにバターをコラボしたパンのおいしさはまた格別です。

日本人と小豆は調べてみると縄文時代、紀元前4000年前から食材とされていたということです。この小豆もおいしい品種の発見、品種改良」そして最も適切な気候風土の中での栽培と先人たちの小豆に対する思いは大変大きいものだと思います。

栽培、商品加工、ほかの食材との組み合わせといくつもの、大勢の職人たちの工夫によっておいしいものが作られていきます。

ブランド商品はその元をたどると1000年2000年の月日の中で作られるものが多いと思います。

銀座にお越しの時はおいしい塩パンをお買い求めください。

拾遺和歌集

『池の面に照る月なみを数ふれば今宵ぞ秋の最中(もなか)なりける』

銀座並木通りに最中の名店があり、多くは贈答品として使われる。予約販売が基本でいきなり階に行って売ってくれない。明治17年創業 空也

  遠藤 文雄

 

塩パン