東京のブランドエリア
2022年02月21日
企業のブランドの成長力とリモートワーク
この2年、新型コロナウイルスの感染者4億人を超え死亡者は480万人になりまもなく全世界の死亡者は500万人をこえることになるかもしれない。
国家と企業は国民の生命と健康を守るのが国家としての最も大きな存在意義で在り、これは各企業にとっても同じことで社員の健康、生命を守り暮らしを守ることが重要な存在理由でもあります。
こうした背景のもとに社員を一か所に集め集団の中で仕事をするシステムが構築されてきました。三菱グループは丸の内に、三井グループは大手町にそれぞれ拠点を置き周辺に関連企業の本社機能を集積しています。国家においても霞が関に各省庁を置き国家の機能の確立と保全を図っています。昭和の時代、首都機能の地方移転が検討されたましたが、一部が埼玉副都心移転しましたが、骨格は変わっていないようです。
いくつかの企業が、社員のリモートでの仕事の仕方を推奨しています。このためか軽井沢,那須のリゾートの価格が異常に値上がりしているます。
リモートでの仕事は、仕事の内容によっては極めて合理的です。
情報処理、報告書作成、テレビ電話での遠隔地との打合せ、商談、論文作成、研究開発と枚挙にいとまがない程リモート、自宅での仕事が有利で合理的なことは沢山あります。
企業側はこのことによって、社員の通勤費用の削減、残業代の削減、オフィス維持管理費の削減と直近経営にとって大きな経費削減につながることになり、場合によっては思いもよらぬビジネスネットワークの構築につながるかもしれません。
人の動きが止まり消費活動の大きな変化が起きているようです。原宿、神宮前の路面店舗から高級品を扱うブティツクの撤退があるようです。
1坪10万円の家賃を払って今後どんなビジネスが原宿に集めるのか難しい課題です。
私共のお店がある銀座の東側木挽町はメインの中央通り面から外れているために1階路面店が1坪3万円から5万円ですからまだ新たに出店して採算が合うようです。
最近では、食パン、塩パン,焼き肉、ドライフラワーのお店が開店していますしお菓子の製造販売のお店、オーダー靴、和食、バーなども強い出店希望が有ります。
そして、その多くの企業は銀座のブランドとインターネット集客の組み合わせで成功しているようです。
各社ともホームページに創意工夫が見られます。中にはホームページ掲載の写真撮影のために写真撮影を本格的に勉強した方もいます。
写真といえば、私はピクスタ、istockから半分は購入するのですが結婚式写真、七五三などの記念写真業界の方も業績が良く新店舗の開設を考えています。
時代が映像の時代に情報化の時代になり、東京の魅力が改めて見直されているようです。
丸の内の超高層ビル、日本橋に作られるホテル、超高層層ビルのオープンカフェ、従来のブランド商品だけでなく、街中で作られるケーーキ、お菓子、パスタ、などインスタ映えする材料に東京は事欠かないようです。
人が集まることが楽しい。仲間と一緒に仕事をすることが楽しい、ライバルの会社を横目で見ながら勝つためにはどうするか考える。
東京はあらゆる商品、消費財、物、建物、情報処理技術の集積地であり、この中であらゆる商品、サービスが提供され、技術の革新がなされていく創造の場でもあります。そしてブランドエリアこそが全てのビジネス競争、戦いのの場でもあります。
横を見るとライバルの企業と商店が生き残るために頑張っているのが東京のブランドエリアです。
ブランドにはいろいろあります。 銀座、丸の内、原宿等の地名ブランド、竹中工務店清水建設施工の建物建物 三菱、三井不動産所有者ブランド 日本の上場企業上位のの会社それぞれいくつものブランドで構成されています。
アップル、トヨタ自動車をはじめ世界企業は全てにおいて世界一流の商品造りをしています。
世界一両、日本のトップ企業の集まるところでビジネスををする必要があるかもしれません。
遠藤文雄