北区 赤羽

2023年03月18日

 

 北区はその名のとおり、東京都の北東部に位置し、北は荒川を隔てて埼玉県川口市、戸田市に、 東は荒川区、隅田川を隔てて足立区に接し、西は板橋区、南は文京区、豊島区に接しています。 形状は、東西に狭く(約 2.9km)、南北に長い(約 9.3km)という、南北に細長い形で、面積 は 20.61km2(東京 23 区中第 11 位)です。

北区は、四つの河川や南北に走る崖線といった地理的特徴を有し、 水と緑のうるおいあふれるまちです。

交通   西側台地と東側低地との境界線上にJR京浜東北線、東北本線が運行され、それにほぼ沿ったか たちで、東北・上越・北陸新幹線が通過しています。また赤羽、駒込間の北本通り・本郷通りの下 を地下鉄南北線が通っています。道路は、環状八号線、環状七号線、北本通り、明治通り、首都高 速道路王子線等の、交通量の多い幹線道路と市街地内を網目のように結んでいる細街路などからな なっています。

赤羽駅1日の平均乗降客数194498

 

北区は、豊かな歴史と文化遺産、飛鳥山の桜や 荒川の水辺空間があり、みどりとうるおいや 人と人との支えあいを大切にしながら、 思いやりと健康あふれるまちをめざしています。

 

北区の地形は、広く関東平野の地形を特徴づける台地と低地の2つに大分されています。 東京を南北に走る JR 京浜東北線の西側が山の手台地で、東側が下町低地です。 この台地は青梅を“かなめ”として扇状に広がる武蔵野台地の東縁部にあたります。台地面は平 坦で、滝野川 5 丁目 39 番と 40 番の間の海抜約 28mを最高に、ほぼ 20m前後の高さで続き、 その末端は急な崖で低地に接しています。 低地部は、荒川が運んできた土砂により形成された沖積低地で、東京低地とも呼ばれています。 荒川や江戸川の氾濫によって形成された低湿地と自然堤防からなり、海抜はおおむね 3~5mです。 (3)地質 武蔵野台地の特色は、「関東ローム層」という水はけがよい、いわゆる赤土が厚く堆積している ことです。北区の台地では、このローム層の下は、主に粘土・砂礫層、東京層、三浦層群で構成されています。 東京低地は、有楽町層と呼ばれる軟質の沖積層とその下部に広がる東京層からなります。

 

ヌ―ヴエール赤羽  都市再生機構赤羽台団地

赤羽駅周辺では、UR都市機構による赤羽台団地(現・ヌーヴェル赤羽台)の建替え事業をきっかけに、西口側でも新たな再開発計画区が進行中です。「赤羽台周辺地区は中高層住宅複合B地区」と呼ばれる、元赤羽台団地の敷地だったURの敷地と旧北区立赤羽台東小学校跡地を合わせた約25.9ヘクタールに及ぶエリアに、赤羽駅と高台の赤羽台周辺を緩やかにつなぐ生活利便施設や集合住宅が設けられる予定です。

 

戦後、都市型団地のモデル的な役割を果たした「赤羽台団地」の老朽化を受け、2000年ごろから駅西側の再開発がはじまりました。「ヌーヴェル赤羽台」への建て替えが順次おこなわれ、街並みや街区がグッドデザイン賞を受賞するなど、注目の集合住宅となっています。また、戦後の街並みが残る東側でも現在大規模な再開発計画が進行しており、今後の展開が注目されています。

 

北区の広報では将来人口の減少を予測していますが本当に減少するのでしょうか、北区は東京でも大変恵まれた住宅環境がこれからも整備されていきます。戦後始まった東京の街造りは、大量の住宅の供給を急ぐために作られていきましたが、近年50年を経過したURの団地をはじめ多くの住宅マンションの立替工事が始まっています。都心でのオフィスビルの建替え工事がどんどん進んでいます。荒川、墨田川、飛鳥山公園と自然景観に恵まれたこの地域はどんどん再開発が進み、住みよい街に変貌していきます。

 

 遠藤 文雄  資料は北区広報から頂いています。

 

 

赤羽駅周辺再開発事業

北区 荒川 墨田川

北区  

赤羽駅西口

赤羽西口

飛鳥山公園の桜

飛鳥山公園