不動産投資の注意点
2025年01月02日
不動産投資における高利回りの危険性
門前中町5分の物件がリ現地を見学しました。門前仲町は成田不動尊、富岡八幡の門前町ですからいつも大勢の参拝客が訪れますので、門前仲町駅周辺はいつも賑わっていますが、成田不動尊、富岡八幡から外れたところは、通常の住宅街で有り小売業、飲食業が立地するには難しい環境でした。
京成本線の堀切菖蒲園という街に行きましたが、この町は昭和の時代に東京のベットタウンとして発展し駅周辺は飲食業、小売店が今でも数多くありますが、町が古く住宅が密集していますのでこれから大型マンションが建ち大型商業施設ができ人口が増える、町が賑わうという印象が有りませんでした。
埼京線板橋という駅が有り東口駅から5分という立地で1階が店舗の物件が有りましたが、板橋駅日東口も駅周辺に店舗がありますが、店舗立地の限界エリアに属し将来的にテナントの商売が繁盛するというイメージわきませんでした。
埼玉県に久喜市という町があり、駅から5分という立地で、1階店舗2階3階住宅の物件が有りましたが、駅周辺にもかかわらず、多くの店舗のシャッターが閉まっています。久喜では駅近くでも駐車場の無い店舗はテナントが付かないようです。
店舗、事務所の事業用の不動産はそこの建物で事業をされる方の商売が繁盛するかどうかの見極めが重要です。
① 物件周辺に商業地としての賑わいがあるか、なければ事業系の不動産投資は控える。
② 物件周辺及び物件から先のエリアにおいてこれから開発が進むか。無ければ事業系の不動産投資は控える。
③ 都市再開発事業があるか。
④ 昭和の時代の古い、街並みが固定化され、将来の発展が期待できない地域なら事業系不動産投資を控える。
⑤ 物件の場所が駐車場を必要とするエリアの場合、物件に駐車場が無ければ投資を控える。