日本経済
2023年03月07日
不動産市場
これから不動産市況はどうなるのかいつも考えますが、良くわからないというのが本音でしょうか、
昭和の時代の好景気を反映し、日本の不動産と株価は上昇し、昭和の後期、平成の時代に不動産価格の高騰と、株価が高騰しましたが、大蔵省銀行局長土田正雄からの土地関連融資の抑制、日本銀行総裁の三重野康による金融引き締めによって、信用収縮が一気に進み、株価不動産ともに暴落しましたが、この暴落の影響は長く続き、従来の経済の循環説が通用しなくなりました、経済は人間の社会活動の結果として、成長するものですが、日本銀行、財務省、政府は経済の安定的な成長のために日本の最高の学問を究めた官僚と政治家の献身的な努力によって成り立つのですが、どうもここ30年の経済の動きを見ていると、日本人には日本経済の統治能力が無いように見受けます。
この30年で東京都心の不動産価格はバブル時の価格に戻り、株価も27,000円前後と大分戻ったようですが、この間中国はGDP1900兆円と日本の3倍になり、まもなく米国経済を超える成長を見せることになります。
当然軍事力は経済の規模と相関関係にありますから、世界最大の軍事力を持つ国は中国になります。
中国が世界経済を支配する世界はどんなものになるのか誰にも想像はつきません。
現在、日本には2000兆円の個人預金が有りますが中国は5000兆円です。
中国は共産党の指示、指令のもとに広い国土と、12億の人間を自由自在にコントロールして、生産性を高めることができます。
日本はどうでしょうか、いまだに成田空港反対同盟が空港運営の妨害をしています。
日本の製造業が工業用地を取得するのにどれだけの努力をすれば、良いのでしょうか、私が35年前に中国を訪問した時に中国は埼玉県の面積に匹敵する工場用地を完成していました。その時すでに1000兆円に上る生産拠点が完成されていたのですから驚きです。
現在の中国共産党によって、5000兆円にのぼる生産拠点の整備は容易であり、すでに終わっているかもしれません。
こうした中国の台頭が、石油、天然ガス、希少金属、食慮の奪い合いはどのようになるのか想像もつきません。
民主主義、個人財産の保護、自由主義思想の強い日本にはこうした中国や世界の潮流に対応する能力は生まれないのかもしれません。
いま日本は世界で最も平和で自由な国です。積み上げた2000兆円、整備されたインフラ、医療、福祉、教育は都市に集中しています。
日本経済全体の事はわかりませんが、東京は確実に成長し、発展しています。
日本人の多くが東京に集まり、東京の高い教育水準、都市構造、安全性、快適背の向上に満足し集まってきています。
コロナの終結をまじかになり、銀座のブランドショップに人が集まり、浅草、上野、渋谷にも多くに人が集まり賑わいを見せています。
今年の春の桜まつり、夏祭りは以前よりまして賑わいを見せることになるでしょう。
遠藤 文雄