アウトレットモール

2022年10月04日

アウトレットモールのコンセプトが日本の都市計画に取り入れられたら日本はもっと楽しい国になるのに。

アウトレットモールは、三井不動産と三菱サイモンの2社で運営されているが、その多くは敷地面積6万坪にブランドショップ、セレクトショップが400から600店舗出店している。その多くが2階建てのヨーロッパの地方都市の街並みを再現するかのような建物であり、アウトレットのショッピングエリアには歩行者天国であり、車の乗り入れがない安全なエリアになっている。

車のない時代は世界中どこでも、こうした環境があった。

日本では、車が乗り入れない安全に買物、生活できるエリアはどこに残っているのだろうか。

伊勢のおかげ横丁、浅草浅草寺の仲見世ぐらいでしょうか。

日本は都市の発展の中での、城下町、門前町、宿場町の賑わいは町に住む人の集合から作られており、ある意味では現在より住みよい環境だったかもしれない。

日本では戦後、都市計画ののモデルプランが建設省によって作られ、日本全国どこでも駅を中心に駅前ロータリー、駅前道路が作られ、100年200年の歴史ある街並みが壊されてしまった。

そして駅周辺で建てられる建物は高層マンション、商業ビルになり、それぞれが企業の自由なデザインのもとに作られていますが、結果各市町村の街づくりの思いが反映されない生活しにくい、楽しくない町づくりになっているようです。

昭和の時代の駅前商店街、昔の商店街が郊外にできたスーパー、ショッピングモールによって壊滅的な状況になり、廃業、閉店になりましたが。都市は改めてアウトレットモールのコンセプトを導入し、活性化できる方法はないのかと思案します。

最近、丸の内のオフィス街の1階でセレクトショップ、ブランドショップを積極的に街並みデザインに取り入れています。月島のもんじゃ街の再開発も1階店舗を積極的にデザインしています。

最近埼玉県北部の深谷市に仕事に行きますが、国道130号線沿線を深谷市では調整区域ですが商業施設の立地を推進しています、

コストコ、アウトレットモール等の商業施設の立地促進が地方の活性化の起爆剤となり、地方が賑やかに、住みやすい街になっていきます。

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