ロシアのウクライナ侵攻

2022年03月18日

ロシアのウクライナ侵攻

今ウクライナの民衆は自分たちより10倍以上の戦力を持つロシアの進行に会いながら、続々とウクライナを守りために立ち上がり、祖国に帰り戦っています。

なぜ客観的に勝ち目のない戦いに参加していくのでしょうか。

祖国と自分の一体化。

ウクライナの土地にしみこんだ自分たちと祖先の血と汗。

日常の生活の中でのウクライナとの心の共感。

家族、仲間と生きてきた環境の共有。

ウクライナ人のウクライナの、自然、都市景観、文化、芸術との一体感。

ウクライナの人にとって、ウクライナのすべては自分の分身であり、自分そのものだと思います。人間の個人の歴史は長くて100年ですが、自分が生きてきた過去にその国の歴史があり、それは1000年2000年に及ぶ苦難と喜びの歴史でもあります、

ロシアの砲弾がウクライナの建物を崩壊させるとき、ロシアの戦車がウクライナの農地を踏み潰すときに、ロシアの砲弾が、ウクライナの民衆を殺戮するときに感じる思いはいかばかりか、私の思いもできない苦痛と旋律があります。

身内が傷つけられたときに走る体がきしむような旋律と心の痛みは激しいものがあります。

ウクライナの人にとって、ウクライナの大地と、建物、同胞は自分そのものです。

ウクライナの人々は勝つまで戦い続けるでしょう。

ビジネスも戦争も勝つまで戦うというのが基本だと思います。

常識では勝てない戦が歴史上もたくさんありましたが、

それは多くの仲間(同盟国参戦、国際協調)に支えられています。

時には、台風(蒙古襲来)、北風(ドーバー海峡戦)

ロシアのウクライナ侵攻は、日本人の心に日本人とは、日本とは、企業とは家族とは、との問いかけにもなります。

この問いかけの中で強い意志を持った日本人が育ってほしいと思います。

遠藤 文雄

心が求めるドライふらわあー