中央区の未来

2024年02月16日

中央区のOFFISU rental と雑賀発事業

 

東京駅八重洲から八重洲口側を見ると、2023310日にグランドオープンした東京ミッドタウン八重洲。事業費2,438億円。地上45階、地下4。敷地面積12,390 、延べ床面積283,900  。三井不動産、八重洲二丁目北地区市街地再開発組合。日本設計、竹中工務店施工。超高級ホテル;ブルガリホテルズ&リゾーツが45階に入居した。

1.日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業

日本橋・江戸橋に接した約3.9haの区域の、日本橋川沿いのまちづくり強化の中心とも言える大規模プロジェクト。
第二江戸橋ビル・江戸橋ビル(りそな銀行日本橋支店)の【C街区】には、地上52階・地下5階・高さ約284mの超高層複合施設が計画されており、オフィス・大規模カンファレンス、ビジネス支援施設、国際水準のホテルなどが入居予定。現日本橋一丁目三井ビルディング(COREDO日本橋)のD街区と地下通路にて連絡される。
【A街区】区域内の歴史的建造物である日本橋野村ビル旧館は保存・保全される。【B街区】には、水辺のにぎわいを形成する親水広場や商業施設が開発される予定。日本橋発着のクルーズが楽しめる日本橋船着場 も増設・拡充予定。日本橋の歴史・文化を象徴する景観を生かしたまちづくりが計画されている。

2.日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業

日本橋一丁目中地区の対岸では、コレド室町3と隣接する日本橋三越本店真向いの【A街区】に、地上36階・地下4階、最高高さ約180m・延べ面積約114,500㎡の超高層ビルが計画されている。
中層階の大部分のフロアはオフィス区画。低層階は店舗や、製薬会社を中心とした創薬・再生医療などのライフサイエンス産業支援施設が設けられる。高層階は居住施設。

3.日本橋一丁目1・2番街区

日本橋一丁目1・2番街区では、延べ約9万m2規模のビルが整備される予定。2022年1月に都市計画予定とされている。

4.日本橋一丁目東地区

地上40階・地下4階、高さ約240m、延床面積約274,000m2、オフィス中心の「A街区」と、地上52階・地下3階、高さ約225m、延床面積約120,000m2、住居中心の「B街区」の2棟を中心とした、駅・まち・川をつなぐ大規模複合開発となる。事業協力者として東急不動産・三井不動産・日鉄興和不動産。2022年1月都市計画決定とされている。

5.八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

外堀通り向かいの新呉服橋ビルディング(解体予定)一帯。東京駅前の再開発、常盤橋プロジェクトと隣接したエリア。
地上45階・高さ約235mのオフィス主体のメインタワー(2030年竣工予定)を含む南街区と、日本橋川側の低層ビルの北街区に分かれている。

また、同エリアは東京駅・八重洲エリアから日本橋川方面への入り口となる立地のため、日本橋川交流拠点の玄関口として、ゲート広場(約1,000㎡)や、首都高地下化により空が開けた日本橋川を眺める眺望点の創出など、河川区域の賑わい・交流空間の整備が計画されている。

2030年までにこれらの再開発事業がほぼ完成すると、日本橋のイメージがまた新たな歴史を刻むことになります。

八重洲3

八重洲1

八重洲2